★ 融雪剤に関して知っておくべきこと

 



2018年の大雪の直後に将来に備えて融雪剤を購入したが、その後大雪はなく未だ利用したことがないので経験談は語れない。

そこで今後実際に使う時に備え、ネットで調べたことを以下に紹介することにする。






【融雪剤の2つの効果】

融雪:積もった雪を速やかにとかし、除雪をしやすくします。

凍結防止効果:雪が積もらないよう防ぎ、雪どけ水の凍結を防止する効果もあります。

【融雪剤の成分】

代表的なものは、いわゆる塩である塩化ナトリウムや塩化カルシウム、また塩化マグネシウムなどです。化学的に説明するとこれらの塩化物の凝固点降下機能を利用したものです。

強力度:塩化カルシウム(-50℃)>塩化マグネシウム(-30℃)>塩化ナトリウム(-20℃)

安全度:塩化マグネシウム>塩化ナトリウム>塩化カルシウム

即効性:塩化マグネシウム>=塩化カルシウム>塩化ナトリウム

塩化カルシウムは水に反応して熱を出すので強力ですが、取り扱い注意です。雪の多い地域では「塩カル」と呼ばれよく使われているようです。

塩化ナトリウムなどが含まれた水分が金属に付着すると、ほんの小さな傷であってもそこから錆びつくことがあります。

降雪時の高速道路などは融雪剤が撒かれていることが多く、車が腐食する危険性が高まるため注意が必要です。必ず車のボディーや足回りをしっかり水で洗い流すことを心がけましょう。

この中では塩化マグネシウムが車や植物、人体にも優しい融雪剤だとされていますが、塩害がない炭酸カルシウム、酢酸カルシウム、酢酸マグネシウム、尿素系などの融雪剤も売られているようなのでよく選んで買った方がよさそうです。尚、酢酸カルシウムは金属腐食に関してはほとんど心配はいらないが、繰り返しによるコンクリートの剥離現象である「スケーリング劣化」があるという報告があるようです。

 わが家では天然大理石のもの(炭酸カルシウムか?)を購入しました。(上の写真)

【融雪剤を撒くタイミング】

①雪が降る(積もる)前 ②雪が降った後 ③降った雪が固まった後

融雪剤はこのどの場合も使う事ができますが、一番良いタイミングは①です。もし融かしきれなくても雪かきが非常に楽になります。

【融雪剤を撒く量】

目安としては、広さ1.8m×1.8mに対してコップ2杯くらい(300g)


★購入するなら、大雪警報の出たときは品薄で値段も高くなるので、平時に買うのがコツ。



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