★ お役人とは…… 困ったものだ!
3日前に千駄木の行きつけの和菓子喫茶に寄ったら先客が会計をするところで、go to eat のデジタル食事券を使いたいと言っていた。店主は初めてのようであたふたと裏に入り3分以上客を待たしていた。何とか支払いは済んだが、客が帰って店主が私に曰く「端数は現金で残りは補助金が振り込まれるのは良いが、レジ機でどう処理したらよいかわからず困った」と。私もデジタル食事券は持っていたが使用を遠慮して店をでた。
全国旅行支援が始まったが、お上(役所)はどうしてこうもアホなんだろう。と言うのは今回の地域クーポンは電子クーポンのみとのこと。観光地現場でお年寄りや旅館の従業員が大混乱しているらしい。説明を読むと、「都道府県によっては、事前にシステムへの会員登録や宿泊情報の入力をしなければ、クーポン付与ができず、加えて割引も適用されない場合がございますので、くれぐれもご注意ください。」と書いてある。こいうのを日本語では「よくもヌケヌケと…」と言ってよいのだろう。
私はマイナンバーカードなどを含めて社会でのデジタル化には賛成派だが、今回のやり方は納得できない。このような一過性の施策でかつ準備期間が短い場合は「お年寄りにも、お店にも単純でわかりやすいこと」が絶対条件だ。なぜ、役人というのは現場で何が起きそうか、人は喜ぶのか、困るのかなど、その種のことを想像できないのだろうか?いつも不思議に思うのは私だけか。
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